レイクアリーナ箱根で午後2時より開会式があり、その後、八段錦、24式太極拳、百花拳が進先生、慧先生のご指導のもと行なわれました。
同じ道衣で気持ちを合わせて演舞する充実感を味わいました。
2日目は快晴、富士山がはっきりと見え、まだ桜が散る中の早朝練習は、大自然に心身が癒されました。
そして、いよいよ審査になりました。今回師範審査を受けるのは105名で、3グループに分かれ、私はCグループの21番でした。
この日、初めて裸足になりましたが、ひんやりと気持ち良く、昨日橋口先生の講義で、楊名時先生が太極拳は足裏が大切ですと言われたとのお話を思い出し、名前を呼ばれたとき、それまでの「どうしよう」という気持ちが静まってゆくのを覚え落ち着きを取り戻しました。
終了後、進先生から、「雑味(余計な動き)が無くなれば、水のように動けます」とのご指導を受けました。合格の喜びと共に、しっかり今後も学んでいかなくてはと身の引き締まる思いがしました。
この2日間、講師の先生方に色々な面からの太極拳を教えていただきました。
最後に慧先生は、「皆さんはお教室に帰り、楊名時太極拳を教えるのではなく伝えてくださいね。」という言葉で私たちを送り出して下さいました。
思えば14年前に、ミニバイクでの事故の後、リハビリのつもりで始めた太極拳ですが、古川先生、先輩の方々、教室の皆さまの支えがあって、この日が来ました。また新しい気持ちで、この輪を大切に、皆さまと共にゆっくり歩んで行きたいと思います。
ありがとうございました。
請川