健康太極拳について

楊名時健康太極拳とは

太極拳経

簡化太極拳二十四式を基に、調身(姿勢を整える)、調息(呼吸を整える)、調心(心を整える)を意識した気功健康法で、動く禅といわれています。

心 息 動

稽古実践の三つの極意が心息動で、その中でも心を最も大切にします。精神の充実あってこその動きであり、呼吸と合わせ三位一体となって演舞することが目標です。

同心協力

和を尊び、争わず競わない、心を大切にして心を通わせる太極拳です。仲間と同じ心で力を合わせる同心協力がモットーであり、健康、友好、平和という大きな理念にもつながっています。

気功八段錦とは

八段錦は中国民間に伝わる八種類の健康運動です。全身の筋肉を色々な方向や角度に伸縮させて血液の循環を良くし、長生きのための養生法とされていますが、内臓や神経系の病気など、様々な現代病にも効果があると言われています。

簡化太極拳二十四式とは

太極拳は中国古来から伝わる拳法を源に、儒教、道教、仏教の哲学をその道とした体術で、現代では医療体術として広く行なわれています。 それまで百八つもあった煩雑な技を二十四の技にまとめ、通した時間を10~15分に短縮し、誰にでも親しめるものにしてあります。

呼吸法について

鼻から吸い、鼻から吐く腹式呼吸を用います。 特に吐く息を大切にして、細く、長く、深く、柔らかく、ゆったりと吐きます。 吐く息は吸う息の倍くらいの時間をかけて吐き出します。