2013年5月26日日曜日

「絆」を感じた大輪の百花拳(滋賀支部交流会)

 滋賀県支部設立大会から、はや1年。

 どしゃ降りの昨年とは、打って変わった輝く琵琶湖を渡って会場である野洲市総合体育館に到着です。

 竹内支部長の挨拶に三百十二名の「你好」が元気よく答えて開会。稽古要締に沿って進行します。 全員での二十四式太極拳も体育館いっぱいに広がつて、のびのびと行いました。

 休憩をはさんで今回の目玉の一つアトラクションの表演です。 たおやかな「Any3 T ai ch」溌刺とした「梅花扇」、勇壮な「鞭杵」、優雅な「双扇」。 とりわけ「双扇」は二つの別チームがこの日の為にスケジュールを調整して練習を重ねてくださったとの事。 蝶が舞う様な美しさが忘れられません。
もう一つの目玉は全員で行う百華拳です。 滋賀県支部は県内を四つの地区に分割して組織調整を行っておりますが、全円の九十度ずつを各地区が担う事で各地区の地区長、指導者の協力を得てスムーズに配置完了。 体育館を覆う六重の大輪が花開く様は進行役として外野に立つていた私が思わず途中参加したほどの一体感!

 一人上段から眺める事のできた竹内支部長の忙しかった一年をねぎらうに充分だつた事でしょう。 役員会からの宿題となっていた百華拳をきちんと伝えてくださつた指導者の方々、役員の皆さん、そして遠くから参加して下さった会員の皆様のおかげでつつがなく会も終了。

 帰りのバスの中、初めて参加された方が「指導者の皆さんも、役員さんも、仲がいいんですねえ」と言ってくださいました。 「絆」の第一歩は、そんなところから始まっていたのかもしれませんね。

(古川裕子)

滋賀支部交流会1滋賀支部交流会2


滋賀支部交流会3

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