2013年5月7日火曜日

指導者研修会 in 箱根

 第31回指導者研修会が5月6・7日に箱根にて行われ、361名の参加者のうち125名が師範審査に臨みました。 滋賀からは、野洲の新冨師範に付き添っていただき、重山準師範と赤崎の2名が審査を受けました。 両日とも好天に恵まれ、会場となったレイクアリーナからは白い雪におおわれた美しい富士山が望め、まるで私たちにエールを送ってくれているかのようでした。 その光景にうっとりしているうちに気持ちも癒され、不思議と緊張感がほぐれていきました。

 第一日目は、午後2時集合。 開会式に続いて、楊慧先生のご指導により立禅〜24式太極拳、そして百花拳を二度行いました。 「太極拳五則(心息動・・)や基本五カ条(平目平視・・)を心がけて動いてください。」のお話通り、おひとりお一人が自分自身の良さを活かしながら、“和”を大切にした演舞に感動しました。 夕食後の交流会では、各支部代表の方のユーモアを交えながらの支部紹介、そして中野完二先生からは、「慈眉善目」「眉開眼笑」などのお話をうかがいました。 確かに、眉の間を自然に開くと笑ったような優しい目になり、柔和な顔つきになりますね。 心がけたいです。
 第二日目、まずはアリーナ前広場での早朝練習(午前6時半〜)。 朝のひんやりとした空気が心地よく、鳥の声を聞きながら伸びやかに体を動かしました。 朝食後、全体練習に続いて師範審査が始まりました。 125名を三つのグループに分けて行われ、私は最後のCグループ。 ABグループの皆さんの演舞はよく揃っていて素晴らしく、その動きを見ながらもう一度ポイントを確認することができました。

 そしていよいよ名前が呼ばれ指定された位置に。 やや緊張の礼のあと、自然立ちから十字手へ。 進むにつれ少しずつ緊張がほぐれ、その後は周りの皆さんの・・(スッと伸びた背中・安定した骨盤としなやかな腰の回転・手足のバランスのとれた重心移動など)・・ゆったりした動きに合わせて、私もほぼ平常心で気持ちよく動けたと思います。 そして発表!「全員合格です!」の言葉にたくさんの拍手がおこり、とても嬉しい気持ちになりました。 午後の講義では、進先生から「尾閭中正」について、慧先生から「有形の宝・無形の宝」などのお話がありました。
 大自然の中で行われた研修会。 多くの皆さんの温かさに触れながら、大好きな太極拳が思いっきりでき、とても充実した二日間でした。

 太極拳を始めて14年目。これまで何度かへこたれそうになりながらも(仲間の温かさや家族の協力に助けられ)続けてこられて本当に良かった!と実感できた箱根研修でもありました。 古川先生はじめ、先輩方、そしてこれまで一緒に歩んできた仲間たちに心から感謝です。 この気持ちを大切にしながら、少しでも周りの方の健康のお手伝いができたらと考えています。 そのためにはまず自分の健康に心がけ、楊名時健康太極拳の『心と技』をこれからも、ゆっくり楽しく学び続けて行きたいと思っています(^人^)

(赤崎)

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