2016年5月15日日曜日

滋賀県支部大会を終えて

去る、5月8日(日) 
滋賀県支部創立五周年記念大会に於いて
皆様にはご多用の中、沢山のご参加をいただき誠にありがとうございました。
お陰さまで、330名あまりのご参加をいただき盛況のうちに
無事大会を終えることができました。
これも皆様方の温かいご支援の賜物と心より感謝申し上げます。
同時に、当日不慣れなことで不行き届きの点が多々ありましたこと、
何卒ご容赦いただきたく存じます。


天候不順な日が続いておりましたのに、当日は風薫る五月晴れとなりました。

楊 慧先生のご指導のもと八段錦と二十四式を全員で行いました。
大きなアリーナの隅々まで柔らかな、それでいて凛とした気が流れ、
気持ちがスッキリとしました。

佐藤如風先生のお話には、もう一度自分自身を見直す機会をいただきました。
佐藤先生は楊名時師家の直弟子のなかで唯一、師家の最期を看取られた方だそうです。(勿論ご家族以外でです。)
その時に以前から繰り返し師家からご教授されていた
「楊名時太極拳は〈心を一番大切に〉しなければならない。」という教えをしっかり伝えていくのがご自分の務めだと思われたそうです。
そのお言葉を抜粋させていただきます。

【健康の源は心です。全ては心から発するのです。人間は心の存在が全てなのです。おおらかな心、深い心、柔らかな心、静かな心、愛の心こそ太極の道。】

【太極の道は和の道。友を大切にする心が我が救いの道。】

【知ることより好きになること。好きになることより楽しむことが最高。】

【誠は天に通じる。よき人には天の守りがある。】

【自分の心というのは、自分の心でしか磨けない。と言います。自分で心を磨こう。という謙虚な意志を持たない限りは、自分の心は磨けないものです。私達は世間(他人の目)はごまかせても、自分自身の心はごまかせないものです。
楊名時先生談「楊名時太極拳は、百人いれば百様の太極拳があっていい。形にばかりこだわらないで欲しい。心を磨くことの方が大事です。」】

このお二人にお会いできる機会はめったにありません。
特に佐藤先生は東北、仙台からお忙しい中、遥々いらしてくださいました。
慧先生も箱根の研修が終わり三日も経たぬうちに、私達のためにご多忙の中出席してくださいました。
本当に感謝しかございません。
楊 慧先生、佐藤如風先生、そして関西の支部長の皆様
誠にありがとうございました。
厚く御礼申し上げます。

最後に
330名余りで演舞した 百花拳 。
五重にも六重にも円が広がり、美しい大輪の花を咲かせることができました。
清らかな優しい気に包まれ演舞できたこと、最高に感激しました。

あの時私の心には、宇宙のなかにあの大輪が一つの生き物の様に存在していると感じました。一人一人はその中の細胞の一つ一つで一人であり皆であり一つである。そんな不思議な気持ちがしました。
何か太極の真理をほんの少しですが、感じた気がしました。
(これはあくまでも個人的な感想です!変な表現をお許しください🙇
ただ感激したことをお伝えしたかったのです。)
                       謝謝


(大人の諸事情により、アリーナ内での写真はありませんが、集まってくださった皆様の様子です!)






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